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メンテナンス講習会レポート

これから長い時間をともに過ごす家具。「家具のメンテナンス」と聞くと少し身構えてしまいますが、ポイントさえ押さえていただければ、ご自宅で簡単にキズやシミ、乾燥のケアができます。現在無垢材家具をお使いの方は、お手入れをはじめるきっかけに。家具のご購入を検討中の方は、お手入れによって味わいが増す「無垢材の家具」が、選択肢のひとつになりますように。メンテナンス講習会の様子を振り返りたいと思います。

2016年度レポート
2015年度レポート
2014年度レポート
2013年度レポート
2012年度レポート

メンテナンス講習会レポート 2016

2016年度のメンテナンス講習会は、2016年夏にオープンしたBRUNCH専門修理工房(目黒)で開催されました。まずは講師を務める弊社スタッフが資料をお配りし、家具の仕上げの違いや、それぞれのお手入れ方法などの基本知識をご説明。サンドペーパーの番手による違いなど、細かなポイントもしっかりとご説明いたします。

仕上げ塗装について

あらかじめキズや水染みがつけられているテーブルを、参加者皆さんの目の前でメンテナンスしていきます。サンドペーパーで木目に沿って、一箇所を集中的に削らずに、少し広範囲に磨くと、削り跡が目立たなくなります。

なかなか実際に家具がメンテナンスされていくところを見る機会はないと思いますので、皆さん真剣な表情です。講師を務めるスタッフは毎年この瞬間が一番緊張すると言っていました。穴が開くほどしっかり見てあげてください。

メンテナンスに使用する道具はサンドペーパーだけではありません。メラミンスポンジと呼ばれる繊維が細かいスポンジを使えば、マジックでつけてしまったような落書きが落ちやすいです。また深い凹みキズには、濡らしたティッシュを一晩置いておくと元通りに復活することもありますよ。

さあ、お待ちかねの実践の時間です。最初は戸惑いながらおこないつつも、慣れてくると力の入れ具合や速さなど、徐々に加減がわかってきます。

お持ちのテーブルをサンドペーパーで擦るのは勇気がいりますが、メンテナンス講習会でご用意しているテーブルは気兼ねなく、存分にゴシゴシ擦ってくださいね。

わからないことがあれば何でも講師のスタッフにお尋ねください。仕上げ塗装や傷の状態などによってそれぞれメンテナンスの仕方が異なりますので、納得するまでご自分の家具のメンテナンス方法についてご質問ください。せっかくご参加くださったのですから、気兼ねなくご質問していただいて、疑問やお悩みを解消していってくださいね。

最後に質疑応答の時間もありますので、講習会中に説明はあったけどいまいち理解できなかったところや、新たに生まれた疑問などなんでもお尋ねください。講師がしっかりとお答えいたします。

最後に「蜜蝋ワックス」と「オレンジオイル」のどちらかをお選びいただき、お持ち帰りいただきます。

今年も10月~12月にかけて計12回開催し、飛び入りのご参加も多く例年同様に賑わったメンテナンス講習会でした。無垢家具はメンテナンスするたびに味が増して、愛着も深くなっていきます。来年もまた9月頃から募集の告知が始まりますので、皆様のご参加をお待ちいたしております!

FAQ ~ 家具のお手入れについて

メンテナンス講習会の中でお寄せいただいた、家具のお手入れに関するご質問を一部ご紹介いたします。

Aはい、簡単に行えます。 ほんのわずかに削るだけで小さな傷やシミは取れてしまいます。ご不安な場合は、裏側などの見えない部分などで一度お試しいただき、勇気をもって削ってみてください。

A必ず家具用オイルをご使用下さい。その他のオイルはお控え下さい。またオイルには無着色オイルと着色オイルがございます。着色オイルの場合には色が付いておりますので、ご購入された商品にあったオイルをご利用下さい。ご不明の場合はご購入された店舗へ、お気軽に問い合わせください。

A木が乾燥している為、木肌が毛羽立ってしまっています。定期的なオイルメンテナンス、または加湿器などを置くことで家具が保湿され長く綺麗にご利用頂けます。毛羽立ちが酷い場合は、一度サンドペーパーなどでの処理が必要となります。

A汚れ等を拭き取っていただく程度で構いません。

A木が乾燥している為、木肌が毛羽立ってしまっています。定期的なオイルメンテナンス、または加湿器などを置くことで家具が保湿され長く綺麗にご利用頂けます。毛羽立ちが酷い場合は、一度サンドペーパーなどでの処理が必要となります。

Aウレタン仕上げの家具の場合、ご自宅での対処法は市販の家具用ペンなどで傷部分を隠す程度となります。お直しをご希望の際は、一度ご相談のご連絡をお願い致します。

A固く絞った濡れ布巾であれば大丈夫です。さっと拭いていただく分には差障りありません。

A家具の作りが無垢材であれば大丈夫です。ですが、それ以外の場合は行えません。特にテレビボードやキッチンボードなどの収納家具は、突き板(薄くスライスした無垢材を、他の材に貼り合わせているもの)や、プリント板にて製作されていることがあります。無垢材で製作された家具以外は、削ってのメンテナンスはお控え下さい。

A焦げてしまったものや深いシミは削り落とすのが難しくなります。状態により判断させていただき、工場での対応となります。

A状況により、工場での修理対応となります。ウレタン仕上げの場合でも、熱などにより白っぽい痕がついてしまうことがございます。一度商品のお写真などを添えご連絡をお願い致します。