無垢材とは混ざり気のないという意味で、一本の木からとれるつなぎ目のない材木のことをいいます。

年月を経ても変わらない重量感と木のぬくもりを限りなく伝え、長く大切に使うことで、無垢材ならではの「色」や「ツヤ」といった味わいが生まれます。

また、無垢材には快適な環境を造り出す優れた特性があります。一番の特長として調湿作用です。木は常に呼吸しています。湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとします。また、木にはストレス を和らげる癒しの効果もあることが科学的に証明されています。

 

・ 色や木目による視覚的作用

・ 木肌に触れた時の触感的作用

・ 樹木が発する芳香成分による森林浴効果

 

など、さまざまです。しかし、無垢材にもデメリットがあります。優れた調湿作用のため、木が「縮む」「膨らむ」という性質があり、多少の反りや割れが起こることがあります。これは木が製材・加工されたあとも生き続けている証なのです。また、同じ木でも木目や年輪が同じものはなく、色ムラがあるものもあります。こうした生きている自然の素材だからこそのメリット・デメリットを十分に理解していただくことが無垢材と上手に付き合うポイントです。

あらゆる生活の道具の中でも、人間に近い存在、「家具」。

それらの家具の中でも天然木材は、歴史の長さ、自然素材の持つ通気性や弾力性などの優れた特徴、希少性やデザイン性で人気があります。 そして何より、 大自然によって育まれた樹木だけが持つ温かい手触り、香り、質感、重量感、 世界に2つと同じものがない木目の美しさ―。

天然木材は使い続けるにつれ味わいと趣きを増し、刻みついた細かい傷や汚れも、「その家具と一緒に生活した家族の思い出」として感じられるほどの温かみを持っています。

表面も内部も同じ材質なので、表面だけを薄く削れば新品のように美しく蘇るしたたかさも併せ持っています。

「木」は、枯れてしまった時点、又は伐採されたその時点で、生物としての「生」に終わりを告げますが、 その後、人の手によって次の「生」を与えることができると考えます。 別の言い方をすれば「木は自ら"生き"、次に人の手によって"活きる"」ことができる、ということです。

お客様や使ってくださる方が木の高い価値を認め、それを感じていただき、より永く愛着をもって使いつづけて欲しいと願っています。

①目利き

この道のベテランが全国各地・海外まで足を運び経験を最大限に使い、丸太を目利きします。

②製材

年輪・木肌からその木の生い立ち・木目を想像し丸太を製材します。どこに刃を入れたら、どんな木目が出てくるのか?
いったいどれだけ経験を積んだら木の中が見えるようになるのでしょう?
丸太が生きるかそうでないかはこの段階で決まります。

③乾燥

急な乾燥は木には刺激が強く割れる原因となります。 また、元々ある木の耐久性をも奪ってしまうので、最初は天日干しにて乾燥します。
その期間は樹種や厚みによって5~30年と様々ですが、その後室内にて再度ゆっくりじっくり寝かせます。
乾かしながら、木の動きを矯正する期間でもあります。
家具になってから狂いが出ないように手間隙をかけて良質の材に仕上げていきます。

④加工

乾燥状態の良い素材が、職人達の手によってようやくキレイになります。

⑤完成

工業製品では考えられない程の時間と、過程ごとに多くの人間がかかわって商品ができあがります。

よい出会いがあり、木が生きてきたのと同じくらい、再び活かされ続けることが、私達の願いです。