アメリカのニューイングランドに住むシェーカー教徒達の生活様式からヒントを得て、1947年にボーエ・モーエンセンがデザインし誕生したチェアです。シェーカー家具と呼ばれるこの椅子は、当時の華美なイギリスの家具から極限まで装飾を削り、直線をベースとした機能美を感じさせるデザインで作り上げられました。当時では画期的なコンパクトなサイズ感で、清貧を重んじるシェーカー教の理念を体現し、現在の日本での狭小な居住空間においても、ミニマムな暮らしに十分に通用する、歴史的な一脚となります。座面は現代の家具では珍しいペーパーコード。是非その理念とともにお部屋に置いてください。