無垢材家具のキズや染みのお手入れ方法について
COLUMN家具職人コラム
2022.10.18
コラム
無垢材家具のキズや染みのお手入れ方法について
目次
オイル仕上げのキズや染みのお手入れ方法について
日々の暮らしの中で必ず生じてしまうキズや染み汚れ。家具をきれいに保ってあげるためにも、ぜひお手入れ方法を身につけましょう!(※ウレタン仕上げの家具には下記のお手入れをおこなえませんので、ご注意ください)
用意するもの
・サンドペーパー#100~#120(キズや染みを削る用)
・サンドペーパー#240~#400(仕上げ用)
※もしなければ、#100~#120だけでかまいません
・家具用オイル
・タオル、ウエス(使い古しのTシャツや柔らかい布巾でもかまいません)
お手入れの流れ
Step1:汚れを取る
乾いたウエスやタオルで、表面のホコリや汚れをきれいに拭き取ります。
Step2:#100~#120で削る
キズや染みが見えなくなったら、より細かい240番~400番のサンドペーパーで仕上げます。
Step3:#240~#400で削る
キズや染みが見えなくなったら、より細かい240番~400番のサンドペーパーで仕上げます。
Step4:削った箇所の状態を確認する
キズや染みが直ったかどうか、固く絞った布巾などで水拭きをして確かめます(水拭きをして濡れた状態が、オイルを塗って仕上げた時と同じ状態です)。
Step5:オイルを塗る
キズや染みが直ったら、次はオイル(またはワックス)を塗ります。きれいなウエスにオイルをつけて、ムラにならないように、一箇所を集中して塗らずに全体に塗り広げます(多すぎず、少なすぎず。キズ染みの周り全体がしっとりするくらいの量です)。
削った部分がまだ白く見える場合は、オイルが十分ではない証です。さらにオイルを重ね塗りしてなじませます。
Step6:乾拭きする
仕上げに乾いたきれいなウエスで、余分なオイルを木目に沿って拭き取ります。乾拭きした後はベタつきがなくなるまで、しばらく乾燥させましょう。可能であれば一晩乾かすことをおすすめします。
手でさわってみて、ベタつきがなくなっていれば完了です!
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