お手入れ・メンテナンス方法は表面の仕上げによって異なります。
ウレタン仕上げの場合:傷は、市販の家具用のクレヨンやペンを使い、傷部分を埋めたり、色を入れたりします。 油汚れに関しては、中性洗剤を薄めて布巾に沁み込ませて拭き取り、水拭き、から拭きで仕上げます。ご自身でのメンテナンスが難しいような深い傷が 付いてしまった場合は、一度工場に引き下げさせて頂き、ウレタンを剥離し、再度塗装いたします(金額は都度お見積りとなります)。
オイル仕上げの場合:メンテナンス方法につきましては下記のページでご紹介いたしております。 ぜひこちらをご参考になさってみて下さい。[
無垢材のお手入れ]
ただオイル仕上げの場合でも、サンドペーパーでのメンテナンスができないケースがあります。それは、家具が【無垢材】ではない場合です。 【突板(※) やプリント合板】でできた家具は、表面を削ってしまうと、中の下地材が出てきてしまうからです。 突き板は、テレビボードやチェスト等によく使われます。
※突き板とは:無垢材を0.2~0.3mmほどに薄くスライスし、それをベニヤ板等の下地材に貼り付けた構造材のことです。
またオイル仕上げの家具に関しては、シミやキズがないとしてもBRUNCHでは1年に1度はオイルを塗って頂くことをお勧めしています。 オイルを塗ることで木に潤いを与え、反り・割れの原因となる乾燥を防ぐことができます。
サンドペーパーを使って家具を削るメンテナンスは、最初は少し怖くて不安に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば驚くほどとても簡単です。BRUNCHの店頭展示品のメンテナンスは、女性スタッフも難なくおこなっています。 日々使っている家具に感謝をこめて、大切にお手入れをするたびに、木の風合いが増していくのを感じられてより愛着がもてます。
BRUNCHでは毎年メンテナンス講習会を開催しております。メンテナンスに対する疑問を家具職人さんに質問したり、 実際にテーブルのメンテナンスを体験して頂くことができます。ご興味のある方は是非ふるってご参加ください。