ファブリックソファ(布ソファ)のお手入れ、革ソファのお手入れ、クッション中材のお手入れ、それぞれにつきましてご紹介いたします!
お手入れの基本はブラッシングです。柔らかいブラシを掛けつつ表面を軽くたたき、ほこりを浮かせてから掃除機で吸い取ってください。掃除機の口をブラシにしてお使いいただくと、カバーを傷めず、ほこりを取り除くことができます。
飲み物がこぼれるなどして汚れてしまった場合、ソファの仕様によって対処方法が異なりますので、ご注意ください。
お手入れの基本は乾拭きです。乾いた柔らかな布で拭くことで、ほこりや汚れを取り除くとともに、磨くほどに革特有の素材感や輝き・光沢が増します。定期的なお手入れとして当店でも、メンテナンスオイルを使用し、日常的にお手入れをおこなっております。革に油分(栄養)と水分(保湿)を与えることで、ひび割れなどを防ぐことができます。
ソファによって密度が高く硬いものを用いたり、密度が低く柔らかいものを用いたり、その両方を組み合わせたり…。座り心地を調整する為に、クッションの素材には様々な素材が使用されています。永久に劣化しない素材ではないため、いつかは「へたり」が生じてしまいますが、日常のお手入れとして、カバーを外してクッションの中身のみを天日干しすることで、へたりを防止することができます。
また、布団と同じように、天日干しをおこなったり、風通しの良い所に置くことでクッション内の湿気を逃がすことも効果があります。これらのお手入れは1~2ヶ月に一度くらいの頻度でおこなうことが好ましいです。
フェザーは軽くて保湿性が高い素材で、身体を優しく包み込むようなしなやかでふっくらとした座り心地が特徴です。羽根と羽根の間には空気の層があり、やわらかく、しっとりとした掛け心地をつくり出してくれますが、この層がなくなってくると型崩れしてクッションがつぶれてきます。つぶれてきた場合は、クッションを軽くたたいて内部に空気を送り込むことで、羽根と羽根の間に空気の層を復元させ、元のふんわり感を取り戻すことができます。
また、時には羽毛布団のように日陰で干していただき、クッションを縦横から軽く押し付けた後で軽くたたいて空気を送り込むとより前述の効果が高く得られます。陰干しは3~4ヶ月に一度くらいを目安におこない、クッションをたたいて空気を送り込むことを日常的におこなっていただくとふんわりした座り心地を持続させられます。
シリコン綿はクッションとして適した膨らみ感や適度な反発力がある点、かつ軽量という点が特徴です。長く同じ向き・同じ姿勢・同じ位置に座って使用していくうちに綿が偏っていきます。その場合は、クッションカバーを外して中材を取り出し、マッサージするようにもみほぐすと偏りが解消され、元の膨らみを復元することができます。2~3ヶ月に一度、このようなクッション内部のお手入れをすると、特定の箇所だけの極端なへたりを防止することができます。
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